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元看護師のワーホリ体験記

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【ワーホリ準備】シドニーの冬は寒い?|7月到着の私が知った室内の寒さと日本でできる冬支度

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シドニーの冬は、思っていたよりも静かに厳しい。

気温だけを見れば、冬でもマイナスになることはほとんどない。

それでも、体感温度は実際の気温より2〜3℃低く感じる日が多い。

昼間は太陽が出ていれば過ごしやすい。

でも湿度が低く、昼夜の寒暖差が大きい。

どんなに日中暖かくても、夜は一気に冷える。

特に、日本の夏からそのまま冬のシドニーへ来る人は要注意。

シドニーのアイコン、オペラハウス。心なしか彼も寒そう。

この記事では、真冬に到着した私の体験をもとに、

・シドニーの冬のリアル

・室内が寒い理由

・日本で準備してよかったもの

をまとめます。

※この記事は、約4分で読むことができます。

SUMMARY

この記事でわかること

  • シドニーの冬の気温と体感温度
  • 昼夜の寒暖差と乾燥の影響
  • 室内が寒い理由(住宅事情と築年数)
  • 日本と逆の方角の話
  • ワーホリ前に日本で準備してよかった防寒アイテム
  • 現地で揃えられるもの

日本の夏から、いきなり真冬へ

私がシドニーに到着したのは7月半ば。日本は真夏だった。

半袖で空港に向かい、十数時間後には冬の空気の中に立っている。

この“季節の落差”は、思っていた以上に体にくる。

実際、到着後しばらくして体調を崩す人は多い。

私の周りも最初の数週間は風邪ラッシュだった。

空港を出た瞬間は、

「あれ、意外といけるかも」と思った。

空は明るく、風は強いけれど、日本の灰色の冬より軽やかに感じたから。

でもその夜、印象は真逆になる。

案外いけそうな気がしたんだ。

最初の夜、布団がなかった

最初に住んだのはシェアハウス。部屋に入って気づく。

布団も毛布もない。あるのはベッドフレームとマットレスだけ。

しかもシーツは夏用。

その日の夜までに、自分で買いに行くところからスタートだった。

土地勘もない。寒さのレベルも分からない。

でも夜は来る。

その日の夜、私は思った。

「なんとかなる」じゃなくて、なんとかしなきゃいけない。

ワーホリ最初の冬は、待ってくれない。

シドニーの冬が寒い理由は“家”

外より室内のほうが寒い日がある。

これが最大の盲点だった。

日本の住宅は、断熱材を入れるのが前提。でもオーストラリアの昔ながらの家は違う。

断熱の概念も、蓄熱の概念も、ほぼない物件がある。

レンガを積み、漆喰を塗る。

それだけ、という家も少なくない。

エアコンなし。ヒーターなし。

そんな物件も、実際にある。

そして、空気穴。本当に“穴”。ただの穴。

ホースの横に見えるのが例の穴。足元にあるタイプと上にあるタイプと。

穴を貫通して外が見えるタイプの通気口もある。

冬はそこから冷気がそのまま入る。

春以降は虫さんホイホイになる。

冬の朝、壁を触るとひやっとする。冷気を遮断する構造ではない。

もちろん物件による。

新築やタワーマンションは比較的ましで、セントラルヒーティングが入っていることも多い。ただし各部屋で細かく温度調整できるとは限らない。

設定温度はオージーやヨーロピアン基準。日本人には少し寒く感じることがある。

そしてシェアハウスの場合、ヒーターを使うなら追加で家賃を払う仕組みの家も少なくない。暖房を好きなだけ使えるわけではない。

シドニーの冬が寒く感じる理由は、気温そのものよりも住環境の影響が大きい。

シェアハウスのリビングで勉強している様子。暖房器具がないため着ることで暖をとる。

方角は、日本と逆

日本では南向きが日当たり良好。

でもオーストラリアでは逆。

北向きが日差しが入る。南向きは一番寒い。

部屋探しのとき、ここは本当に重要。

日当たりで体感温度はかなり変わる。

シャワーと湯船の不在

地味にきついのが、シャワー。

湯船がないと、こんなにも体の芯まで温めるのが難しいのかと知る。

かといって、水道代の高いオーストラリアで長時間シャワーを浴び続けるのも現実的ではない。

いかに湯冷めさせずに体を拭き、すぐ服を着るか。

動作を最適化することでなんとかする。

日本で準備してよかったアイテム

正直に言う。

ヒートテックは神。

UNIQLOがなかったら、私は冬を越せなかった。

・ヒートテック上下

・ヒートテックタイツ

・ウルトラライトダウン

・防風ジャケット

・暖かい部屋着

何枚あったって無駄にならない。オーストラリアの洗濯機はパワフルだから、替えも含めて少し多めにあってもいいかも。乾燥機に入れて縮ませた人多数。

特に小柄な人は要注意。

私は身長155cm、日本ではMサイズ。でもこちらではXSでも大きいことがある。

現地でも買えるけれど割高。サイズが合わないこともしばしば。

ウルトラライトダウンは必須級。

本格ダウンが必要かは人それぞれ。

私はライトダウン+コートで過ごした。でもダウンを着ている人もいる。

ホエールウォッチングの時の写真。この日はダウン着ている人が多い。冬の外出を楽しむためにもダウンはあって損なし。

忘れて後悔したもの

部屋着。

こちらのモコモコはモコモコしているだけで温かさは別問題。

日本製品の優秀さを改めて知る。

そしてカイロ。

ない。

本当に、ない。

アジアングローサリーでも、ジャパンショップでも、私は一度も見たことがない。

充電式カイロを持ってくればよかったと、本気で思った。

湯たんぽはKmartなどで購入できる。

これに救われた。

現地で揃えられるもの

Kmart、Big W、Target。

日本のお店で例えるならばニトリとかホームセンターだろうか。

ただし、お値段以上のニトリとは違い、お値段通りもしくはお値段の割に…なクオリティなので期待してはダメ。

それでも質を求めなければ、生活用品は手頃な価格で揃う。

ブランケット、ヒーター、湯たんぽなど、最低限は現地でどうにかなる。

だから日本からは、“最初の安心”を持ってくる。

それがちょうどいい。

✔部屋探しでチェックしたいこと

☑ 北向きかどうか(日当たり)

☑ 築年数

☑ ヒーターの有無

☑ ヒーター使用が追加料金かどうか

☑ 通気口・窓の隙間

✔ シドニー冬到着前チェックリスト

日本で準備しておきたいもの

☑ ヒートテック上下(複数枚)

☑ ヒートテックタイツ

☑ ウルトラライトダウン

☑ 防風ジャケット

☑ 本気で暖かい部屋着

☑ 充電式カイロ

☑ のど飴・保湿アイテム

✔現地で揃えられるもの

☑ 湯たんぽ(Kmartなど)

☑ ブランケット

☑ 小型ヒーター

☑ ベッドリネン

冬支度は、防寒以上の意味がある

荷物はできるだけ軽くしたい。でも寒さはじわじわと体力を削る。

体が冷えると、心も少し冷える。

知らない国での最初の数週間はそれだけで十分エネルギーを使う。

だから冬支度は、ただの持ち物準備ではない。

それは、安心を一枚、持ってくること。

日本の夏から、いきなりシドニーの冬へ来る人へ。

どうか、自分を守る準備だけは忘れずに。

寒空にそびえるシドニータワー。東京タワーよりも小ぶり。
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          この記事を書いた人
  Marimokomame|元看護師
  日本で急性期内科病棟と救急外来で看護師として働いた後、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。現在はシドニーの高齢者施設でAINとして働いています。  

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