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【2026年版】シドニーでシェアハウスを探す方法と失敗しない部屋選び|ワーホリ4軒経験から分かったこと

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シドニーに渡航以来、計4軒のシェアハウスに住みました。
最初の2軒はシェアルーム。後半の2軒はオウンルーム。
今の家には、1年以上住んでいます。
ワーホリの家探しは、想像以上に生活の質を左右します。
英語が通じなくて落ち込んだ日も、仕事で体力を使い切った日もあります。

でも、帰る場所が整っていれば立て直せました。

逆に、家が落ち着かなければ、生活全体が少しずつ削られていきます。

これからシドニーで部屋を探す人が、少しでも遠回りしなくて済むように。
私が実際に住んで分かったことを、体温ごと記録します。

※この記事は約6分で読めます

SUMMARY

この記事でわかること

  • シドニーのシェアハウスとシェアルームの違い
  • シェアハウスの探し方
  • インスペクションで見るべき本当のポイント
  • 住んでから気づく立地の盲点(パブ・クラブ・騒音)
  • 光熱費やボンドで揉めないための確認事項
  • シェアルームからオウンルームへ変えた理由
  • 生活が安定する家の条件

シェアハウスの種類

シェアハウスとシェアルームは別物

まず前提。シドニーのシェアハウスは、日本のシェアハウスとは少し違います。
基本的には個室があり、キッチン・バスルーム・トイレ・ランドリーを共有します。

けれど“共有”の距離が結構近いです。生活の音も、匂いも、全部が日常になります。

マスタールームは個室内に専用バス・トイレ付き。家賃は上がるけれど、精神的な余裕も増えます。
一方でシェアルームは、同じ部屋にもう1人以上住みます。2人部屋は普通。私が見た中では6人部屋もありました。家賃を抑えたい時はシェアルームを選ぶと安く済みます。


私の最初の2軒はシェアルームでした。

1軒目は留学エージェントが手配してくれた家。シェアハウスとホームステイから選べましたが、ホームステイは以前経験があったため、私はシェアハウスを選択しました。

2軒目は日本人オーナーの日本人女子のみのシェアハウス。最初の家は1か月のみの契約だったため、まだシドニーでの生活に不安があったから日本語環境にしました。
毎日語学学校と実習とジャパレス(ジャパニーズレストラン)のバイトでほとんど家にいなかったし、お金もなかった。英語も不安だった。あの頃は、刺激より安心が必要でした。

日本人同士だから大きな問題はなく過ごせたのはラッキーでした。今でもこの頃のシェアメイトとは時々会う仲です。

グラニーフラットと大家同居

「グラニーフラット」という言葉を渡豪前は知りませんでした。一軒家の敷地内にある離れのことで、元々は年配の両親と同居するためのもの。完全独立型もあれば、ランドリーだけ母屋と共有という家もあります。
そしてシドニーでは、大家が一緒に住んでいるシェアハウスは珍しくありません。
私は4軒中2軒がそのタイプ。今もそうです。
最初は緊張しましたが、悪いことばかりでもないです。設備の相談がすぐできるし、ルールも明確、家の中の治安も良い事が多いです。
日本では見ないタイプの缶切りの使い方を教えてもらったこともあります。そんな小さなことが、異国で暮らす不安を少し減らしてくれる。
もちろん、一緒に住んでいる緊張感はありますが、でもそれは、安心と表裏一体だと思っています。

シェアハウスの探し方

JAMS TV(日本人向けコミュニティサイト)

渡豪したての日本人がまず使うことが多いのが、JAMS TV。

オーストラリア在住日本人向けのコミュニティサイトで、家・仕事・売買など、いわば“オーストラリア版ジモティー”。

情報は基本日本語で、様々な最新情報が手に入ります。

家探しも可能ですが、正直件数はそこまで多くないです。

そしてさらに正直に言うと、日本人を狙った詐欺も紛れています。

文章に違和感があったり、相場より明らかに安すぎる物件は危ないと思ったほうがいいです。

実は私は一度、安すぎる物件にあえて連絡してみたことがあります。

結果、やっぱり詐欺でした。

詐欺だろうと思って連絡を取っていたため私に実害はありませんでしたが、敢えて英語に不慣れで何かあってもあまり文句を言わない日本人を狙うあたり悪質だなと思います。

2軒目はJAMS TVで見つけました。

Facebook Marketplace

次に使ったのがFacebook。

オーストラリアでは最も盛んなSNSと言われていて、家も仕事もファームジョブも、なんでも見つけられます。

Marketplaceは、これもジモティーのようなメルカリのようなページ。家だけじゃなくてiPhoneや服、車、とにかくなんでもあります。

件数はとにかく多い。ただし問題もあります。

過去の投稿がそのまま残っていたり、もう入居者が決まっているのに削除されていなかったり。本当に借りられる物件なのか判断が難しいです。

投稿者にDMとコメントを送っても、返信が来ないこともよくあります。

ここは、正直「数打つ」世界。

3軒目はFacebookで見つけました。

Flatmates(私のおすすめ)

私的に一番おすすめなのはFlatmates。

体感だけれど、圧倒的に詐欺が少ないです。

きちんと貸したい人が投稿していて、入居者が決まると掲載が取り下げられます。

情報が比較的新鮮。その代わりスピード感は早いです。

即入居~1か月以内入居が多く、入居日がまだ先でゆっくり探したい人には向かないかもしれないです。

4軒目はFlatmatesで見つけ、1年以上住んでいます。

不動産会社という選択肢

他にもrealstate.com.auなどの不動産会社が部屋を貸しているケースもあります。

ただし、シェアハウスというよりはスタジオタイプ(日本でいうワンルーム)物件が多い印象です。

スタジオは部屋の中にキッチン・バストイレ・ランドリーが含まれていて、すべて1人で使えますが、その分家賃は高めです。

そして不動産物件は、家具なしの家が多いです。ワーキングホリデーや留学など一時滞在の人にはあまり向いていませんが、手段として紹介します。

シドニーのシェアハウス家賃相場

家賃は、基本的に週いくら(per week)で表示されます。

月換算は×4なので、一見安く見えても実はそうでもないことが多いです。

エリアや築年数、部屋の広さでかなり差がありますが、私の体感では大体このくらい。

シェアルーム

週$180~$300

安いところは$150台もありますが、立地や住環境はかなり選びます。

オウンルーム

週$300~$450

シティに近いほど高くなります。CBD(シティ中心部)で$400以下はまず見つからないです。

マスタールーム

週$500~$750

マスタールームはカップルだったり友達同士だったりと、2人で入居するのが一般的です。シティに安く住みたいなら、気心知れた誰かとマスタールームをシェアするのがおすすめ。

 

基本的にCBDに近いほど値段が高く、郊外に出るほど安くなります。

またシドニーの家賃は値上がりし続けていて、この1年で週$10~$50ほど上がっています。

学校や職場のがCBDの場合、交通費はかからないけれど郊外に比べると高めの物件に住むか、もしくは交通費はかかるけれど家賃が安めの郊外に住むかになると思います。

家賃+交通費で考えるのをおすすめします。

シドニーの交通費については、こちらで詳しくまとめています👇

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インスペクションという文化

部屋を見に行くことを「インスペクション」と呼びます。通称、インスぺ。私は最初、この単語を知りませんでした。
気になる物件に連絡して、時間を決めて訪れる。その短い時間で、これからの生活を決める必要があります。
だからこそ、見るべきところは多いです。

ちなみに、インスぺしたからといって必ず住める訳ではありません。同時に何人も申し込んでいる時は、インスぺした中からオーナーが選びます。これはもう、ご縁があったかどうか。

立地は、住んでから効いてくる

インスペは昼間が多いです。でもシドニーは、シティを離れると夜は意外と暗くなります。
昼は穏やかな住宅街でも、夜になると人通りがほとんどなくなる場所もあります。
駅やバス停までの距離。交通機関の本数。ナイトバスが停まるかどうか。

交通の便は生活しやすさに直結します。


注意すべき環境はそれだけではありません。
私は消防署の近くに住んだことがあります。インスぺの時は気づかなかったのですが、不幸にも一方通行で必ず消防車が通る道沿いでした。最初は気にならなかったけれど、夜中にサイレンで目が覚めることが続くと、じわじわ疲れていきました。

また、空港の近くでなくても、航路の真下だと飛行機の音がかなり響きます。

幹線道路の近くならエンジン音もそれなり。シドニーの運転は結構アグレッシブです。


そして盲点になりやすいのが、パブとクラブ。
昼のインスペでは静かでも、木曜・金曜・土曜の夜になると空気が変わるエリアがあります。笑い声や音楽、酔った人の声は思っているより遠くまで響いてきます。
「週末だけ」と思えるか、「週末なのに休めない」と思うかで感じ方は変わります。

 

インスペのあと、私は少し近所を歩くようにしています。どんな人とすれ違うか。どんなカフェやレストランがあるか。チェーンではないグローサリーショップにはどこの国の食材が多いか。

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その街にどんな人が住んでいるのか、どんな空気感なのか。

そんなことを考えながら歩くと、なんとなく見えてきます。地図よりも、足で歩いたほうがよく見える気がします。

方角・階数・断熱

室内の体感温度は、方角と階数でかなり変わります。
日当たりが悪い部屋は冬に冷えます。北向きでも、目の前に大きな建物があれば意味がないです。
グランドフロア(日本でいう1階)は底冷えしやすいです。地面の上にすぐ床がある構造の家も多く、ドアの下や窓の隙間から風を感じることもあります。

虫が苦手なら上階のほうが安心です。
昔ながらの家は断熱を期待しないほうがいいです。壁を触ってひんやりするなら、冬は寒い可能性が高いです。
投稿に「エアコンあり」と書いてあっても、それが換気口だったこともあります。本当に冷暖房機能があるのか、確認したほうがいいです。

実際の冬の体感や防寒対策については、こちらの記事で詳しくまとめています👇

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光熱費とボンド

“all bills included”と書いてあると安心です。でも、どこまで含まれているのかは家ごとに違います。
水道やシャワーの使い方に目安があったり、ヒーターの使用に追加料金がかかる仕組みだったりする家もあります。悪意ではなく、それぞれの家のルール。
だから契約前に確認するのが大切です。どこまでが通常使用で、どんな場合に追加になるのか。
揉めないための確認は、気まずさより大事です。


ボンドは日本でいう敷金のこと。目安として大体家賃の2〜4週間分くらいです。法律でボンドをとらなければならないと決まっているので、これは値切り交渉してはダメ。基本的には何もなければ退去日に返ってきます。入居日に写真を撮っておくと、何かあったときの安心材料になります。これは本当におすすめ。

というのも、実際揉めることがあるから。

私の友達のケースで、

・なかなか返してくれない

・何度連絡しても誤魔化される

・引き延ばされた挙句、連絡が取れなくなった

ということが起きています。そういう場合は、証拠をそろえて警察に相談することも可能だけれど、そこまで踏み切った子は私の周りにはいませんでした。

泣き寝入りも、現実として存在します。

最低入居期間というルール

シェアハウスには、最低入居期間が設定されていることが多です。

短くて1か月ですが、一般的には3か月や6か月。もちろん、最低期間なしの物件もあります。

つまり極端に言えば、シーズンごとに家を変えることも可能です。日本のような2年契約ではないから、皆気軽に引っ越しをします。

夏は涼しい家で、冬は日当たりの良い暖かい家へ。

オーストラリアでは、住環境は、我慢し続けるものではないです。

住民の民度

これ、実はかなり重要ポイント。

家の雰囲気はキッチンとバスルームに出ます。

棚は整頓されているか、ゴミは散らばっていないか、洗いかごやシンクに山ができていないか、冷蔵庫の中はキレイか。

国籍や性別でなんとなく傾向はあるといわれますが、生活が荒れている人はどの国籍にもいます。逆に、驚くほどきれいに使う人もどの国にもいます。

だから私は、「この家の空気が合うか」を見るようにしています。

インスぺの確認項目について、こちらの記事でリストを配布しています👇

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シェアハウスでよくあるトラブル

シェアハウスのトラブルは、大体”共有スペース”から始まります。

友達連れ込み問題

他の住人が頻繁に友達を連れてくることがあります。それ自体は悪いことではないのですが、共有スペースを長時間占有し、ほぼ毎日誰かがいるとなると、話は変わります。

静かに過ごしたい日でも、家なのに落ち着けないです。

騒音問題

リビングがパーティー会場と化し、夜遅くまでパーティーしている、なんてこともあります。週末はまだしも、平日でさえそれは発生します。

そして文化の違いもここで大きく出ます。

日本人よりも通常会話の声が大きい国は多いです。悪気はないんだけれど、ただ声が大きい。

だからこそ、騒音で悩む日本人は本当に多いです。

キッチン使いっぱなし問題

・調理したままフライパンコンロに乗ったまま

・シンクに洗い物の山

・コンロ汚れたまま

これ、かなりの頻度で起こります。

消耗品問題

調味料、洗剤、トイレットペーパー。

「ちょっと借りる」が積み重なって、ずっと自分のものが使われることがあります。

悪意がある人もいるけど、悪気がないケースも多いです。

シャワールーム問題

床がびしょびしょだったり、排水溝の髪の毛がそのままだったり。

たまにシャワー浴びるのが下手すぎて、なぜか廊下まで水浸しになる人がいたり。

そのあと片づけてくれればなんら問題はないんだけど、なぜかそのままのことも。

他にも、朝の出勤時間に限って誰かがずっと使ってて、トイレが1つしかないから使えなくて困ることもよくあります。

洗濯機・乾燥機待ち問題

家によっては週何回までと決まっている洗濯。水が貴重で水道代が高いオーストラリアならではです。とはいえ、洗い終わってもいれっぱなし、そのまま外出して夜まで入ってる、なんてこともよく起きます。

でも、ここが大事

トラブルは”起きる前提”でいたほうがいいです。完璧なシェアハウスは、ほぼないと言えます。

だからこそ大事なのは、

・ルールを確認する

・気になることは早めに言う

・我慢し続けない

住人との相性は、設備よりも重要です。どんなにきれいな家でも、人が合わなければ住み続けられません。

シェアルームからオウンルームへ

アシスタントナースとして働き始めてから、生活が変わりました。
モーニングは6:30-14:30。アフタヌーンは14:30-22:30。どうやっても同室者を起こしてしまいます。
なので、思い切ってオウンルームを選びました。
最初のオウンルームはシティのど真ん中。便利だったけれど、街そのものがうるさかったです。特に週末は、周りにクラブがたくさんあったこともあり、体は休んでいても神経が休まらない感じがありました。
また、シドニーのバスは気まぐれです。「遅れたらどうしよう」と思いながら通勤するのは、私にはストレスでした。さらに不運なことに、この頃ストライキが多発しており、急にバスが来なくなることが続きました。

気まぐれなシドニーの公共交通機関については、こちらで詳しくまとめています👇

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刺激はありましたが、落ち着きはなかったです。

今の家に落ち着いて

今の家は、職場まで自転車で10分。シティ行きのバスが最寄りに10路線あり、10分で中心部まで出られます。ナイトバスも停まるので終電の心配がありません。
徒歩圏内にスーパーはないですが、職場の最寄りや、よく行くウィークエンドマーケットの近くに大型店があります。私はまとめ買いしてまとめて調理するタイプだから特に困っていません。
エリアは静かで治安もいいです。ここでは夜に一人で歩いて怖いと思うこともほとんどありません。よく夜のお散歩をしている近所の猫ちゃんに遭遇します。
オーナー夫婦はフレンチとコリアンのカップル。まだ英語が拙かった私を選んでくれました。妹が1週間泊まりたいと相談したときも、柔軟に対応してくれました。
共有スペースで出会うと少し話をしたり作り過ぎた料理をシェアしたりする、干渉しすぎない距離感。きれいに保たれた共有スペース。週末ごとに少しずつ増える庭の花。良いご縁に巡り合えたなと思っています。

今は藤棚を作っていて、来年咲くのを一緒に楽しみにしています。

家の庭。週末ごとに少しずつ花が増えていく。

刺激は少ないです。でもとても穏やかに日常をすごせています。
今の自分には、それがちょうどいい。

これから家を探す誰かが、自分に合った「ちょうどいい」を見つける参考になれば幸いです。

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          この記事を書いた人
  Marimokomame|元看護師
  日本で急性期内科病棟と救急外来で看護師として働いた後、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。現在はシドニーの高齢者施設でAINとして働いています。  

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